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冷水シャワーによる頭皮への影響について解説!
お風呂でシャワーを使うとき、どれくらいの温度に設定していますか?
おそらく多くの方が、38~42℃くらいの間で設定しているのではないかと思います。
ところが最近、冷水シャワーと言うのが流行っているそうです。
冷水シャワーとは、その名のとおり水を使ってシャワーをする方法のこと。
とても寒そうですが、実はこれが頭皮に良い影響を与えつつ増毛効果まであるというのだから驚きですね!
今回はそんな、冷水シャワーによる頭皮への影響と増毛についてご紹介したいと思います。
実際に頭皮に冷水シャワーをしている人の声!
まずは、本当に頭皮への冷水シャワーが流行っているのかどうかを調べてみました。
その結果、SNSでは以下のような声が挙がっていました。
最近早寝できてないけど体調いいのは冷水シャワーのおかげかもしれない。
この時期風呂から出たらほんのり暖かいという体験ができるのは貴重。
まだまだ行けんで(自己責任)。出典 : twitter
上記の方は、冷水シャワーで身体の調子が良いと感じているそうです。
また、下記のような口コミもありました。
本日の髪ケア、ひまし油30分、その後シャンプー、ブラッシングで頭皮刺激、冷水シャワー、約2週間でハゲ部分にひよこの産毛が生え、現在猫の毛くらいに進化
出典 : twitter
こちらの方は冷水シャワーだけでなく、ひまし油やシャンプーなど、さまざまなヘアケアを行っているそうです。
その結果、産毛からややしっかりとした毛になり増毛効果が見られたとのこと。
これら以外にも多数の口コミが見られたことから、冷水シャワーは実際に流行っているようですね。
頭皮に冷水シャワーをすると増毛できる?できない?
では、そんな流行りの冷水シャワーには、本当に増毛効果があるのでしょうか?
結論から言うと、増毛「する人」もいれば「しない人」もいらっしゃいます。
実は、増毛できる人、できない人の特徴には共通しているあるポイントがあります。
それでは、増毛する人・しない人にはどんな違いがあるのか比べてみましょう。
増毛できる場合
まずは、増毛できる方の特徴を見てみましょう。
以下の2点に当てはまる方は、冷水シャワーで増毛効果が見込めると言えるでしょう。
- ①頭皮が硬くなっている
- ②薄毛症状が初期段階である
頭皮が硬くなっている場合、その背景には血行不良が隠れている可能性があります。
頭皮の血行が悪くなると、髪の毛への栄養が届きにくくなり、薄毛に繋がってしまうのです。
この場合、冷水シャワーによる血行促進効果で、増毛効果が期待できるのです。
「冷水だと血管が狭くなって、血行が悪くなりそう…」
と思われるかもしれませんが、反対に内臓に熱を取り込もうとして血管が拡張し、血行促進に繋がるのです。
また、薄毛の症状がそこまで進行していない方は、早めに対策すればするほど高い改善効果が期待できるでしょう。
増毛できない場合
続いては、冷水シャワーでは増毛ができない場合についてです。
増毛が期待できない方の場合は、以下のような特徴があります。
- ①薄毛の原因が血行不良ではない
- ②薄毛がだいぶ進行している
前述のとおり、冷水シャワーには血行促進の効果が期待できます。
ただし、薄毛が起こる原因は血行不良以外にも、食生活や自律神経の乱れなどが考えられます。
そうした原因の場合には、冷水シャワーだけでの薄毛改善はできず、根本的な治療が必要になります。
また、薄毛の進行がだいぶ進んでしまっている場合にも、冷水シャワーだけでの増毛は難しいでしょう。
頭皮に冷水シャワーをする時のやり方・ポイント!
以上、頭皮に冷水シャワーをした際の効能についてご紹介しました。
では、続いて冷水シャワーの正しいやり方とポイントをご紹介したいと思います。
冷水シャワーを頭皮にかける際に注意するべきは、以下の3点です。
- ①温度
- ②時間
- ③タイミング
これらのポイントを知っておくだけで、冷水シャワーの効果をぐっとアップすることができます。
では、ポイントの内容について、詳しく解説していきましょう!
1. 温度
ポイントの1つ目は、温度の設定です。
冷水シャワーとは言いますが、あまりに冷たすぎると風邪など体調を崩す原因になってしまいます。
とくに冬の季節は、冷たいシャワーの後で急に熱い湯船に浸かると心臓に負担がかかってしまいます。
健康トラブルを招かないためにも、シャワーの温度は15~20℃を目安にしましょう。
これでも冷たくて耐えられない、という方は無理せずもう少し温度を上げてください。
人により適温は異なりますが、身体が縮こまるような極端な冷たさは身体の負担になってしまいます。
自分が大丈夫と思える範囲で、できるだけ低い温度に設定すると良いでしょう。
2. 時間
続いては、時間についてです。
頭皮に冷水シャワーをする場合、頭皮だけでなく身体にも水がかかりますよね。
その状態で長時間いると、身体が冷え切ってしまいます。
そうならないために、冷水シャワーは長くても3分程度を目安に行いましょう。
あくまで“長くても”なので、3分もかけられないという方は30秒~1分くらいから始めてもOK。
温かいお湯と冷たいシャワーを繰り返して浴びる際も、同じように3分ずつを限度に実施してくださいね。
3. タイミング
最後のポイントは、頭皮に冷水シャワーをするタイミングです。
オススメのタイミングは、シャンプー後のすすぎのあと!
すすぎの後に冷水シャワーをすると、毛穴を閉じて頭皮を引き締めてくれます。
また、髪の毛のキューティクルも閉じるため、髪が乾燥してパサつくのを防ぐ効果が期待できるのです。
ただし、ここで注意していただきたいのが、冷水シャワーの前にするシャンプーのすすぎの温度です。
シャンプーの時も冷水にしてしまうと、頭皮の毛穴が閉まり、汚れが落ちにくくなってしまいます。
そのため、シャンプーからすすぎまでは38℃くらいのお湯で行うようにしましょう。
ちなみに、髪の毛を洗う際はお湯の温度を高くしすぎてもいけません。
高温のお湯にしてしまうと、キューティクルが損傷して髪の毛が乾燥しやすくなってしまいます。
あくまでシャンプーからすすぎまでは38℃程度を、冷水シャワーは20℃前後を目安にしてくださいね。
冷水シャワーでも抜け毛や薄毛が止まらない場合は?
これらのポイントを踏まえた上で冷水シャワーを行えば、人によっては薄毛予防や増毛効果があるかもしれません。
ところが、中には下記の方のように、特別な効果が得られなかったという方もいます。
私の髪の毛さん、毎日の頭皮マッサージと血行促進の冷水シャワーという健気な努力にそろそろ応えてくれてもいいんじゃないんです???なぜこんなにも伸びないんです?????
出典 : twitter
最後に、頭皮への冷水シャワーで育毛効果が得られなかった場合の対処法をご紹介します。
試したけれど結果が出なかったという方は、ぜひこちらもご参考ください。
育毛シャンプーを使う
1つ目の対処法方として、育毛シャンプーの使用を検討してみましょう。
育毛シャンプーはスカルプケアシャンプーとも呼ばれ、頭皮環境を正常に導く効果が期待できます。
商品にごとに配合成分は異なりますが、多くは育毛をサポートする成分が配合されています。
つまり、頭皮環境を整えて髪が生えやすい状態にしつつ、健康な髪の成長を支える効果が期待できるのですね。
育毛シャンプーを使用する際には、そこに配合されている成分に着目しましょう。
特に注目すべきは、洗浄成分です。
もともと皮脂が多い脂性肌タイプの方は、洗浄力が強い成分(〜硫酸系など)を配合している物を選びましょう。
反対に、乾燥肌や敏感肌の方は、洗浄力がマイルドな成分(アミノ酸系など)を選ぶと頭皮への負担を軽減することができますよ。
育毛剤を使う
育毛シャンプーと併用をおすすめしたいのが、育毛剤です。
育毛剤にも、育毛シャンプーと同じく頭皮環境の改善と育毛サポートの成分が配合されています。
また、商品によっては育毛シャンプーと同じシリーズの育毛剤が発売されている場合もあります。
同シリーズの物を併用すると、より高い育毛と抜け毛予防の効果を期待することができますよ。
育毛剤の購入時にも、配合されている成分はチェックしておきましょう。
とくに肌が荒れやすい方は、添加物の有無や、配合成分との相性を確認することが大切です。
添加物や相性の悪い成分により頭皮が荒れてしまうと、抜け毛や薄毛の原因になるので注意してくださいね。
まとめ
今回は、頭皮に冷水シャワーをして得られる増毛効果とやり方のポイントをご紹介しました。
冷水シャワーは、手軽にできる抜け毛対策の1つです。
やり方のポイントさえ押さえておけば、ある程度の効果を期待することもできます。
髪の毛や頭皮に不安を覚え始めた、という方は今が冷水シャワーの始め時かもしれません!
育毛を諦めずに、ぜひ今日からでも実践してみてくださいね。