髪の毛が連珠毛になっている!?どうすれば治るの?

髪の毛が連珠毛に…どうすれば良いの?

髪の毛がザラザラ・ゴワゴワ

「クセ毛がひどく、湿気や乾燥で髪の毛がまったく思い通りにならない…」

頑固なクセ毛でお悩みの方は多いかと思います。

しかし、以下の症状が見られる場合、ただのクセ毛ではないかもしれません。

・手触りがボコボコしていて、すぐに切れてしまう。

・ちぢれた毛が生えてきて、毛の太さがバラバラ。

これは「連珠毛(れんじゅもう)」と呼ばれるものが引き起こしている可能性も…。

この記事では「連珠毛」の特徴や、発症する原因、そして改善方法を詳しく解説していきます!

連珠毛は髪の毛がどんな状態のこと?

連珠毛ってなに?

連珠毛…あまり聞きなれない言葉ですが、一体どんな状態のことを言うのでしょうか?

正常な髪の毛は円柱の形をしています。

連珠毛は、毛が一定の間隔で細くなり玉をつないで並べたような形をしています。

いわゆる「パンチパーマ」の様な毛質で、毛の太さはバラバラで、触るとゴワゴワしています。

●普通のくせ毛とは異なり「毛髪奇形」の一種であると考えられています。

●細くなった部分は非常にもろく、簡単に切れてしまうため、人によっては脱毛につながるケースもあります。

では、連珠毛とは具体的にどのようなものか、特徴をご紹介します!

髪の表面に凹凸ができている

●数珠部分の確認は肉眼ではむずかしく、髪の毛を顕微鏡で観察するとよくわかります。

髪の表面がデコボコしていて、指をすべらせるとザラザラで引っかかる感触があります。

光が均等に当たらずに乱反射するため、せっかくヘアケアをしていてもツヤがなく見えてしまいます。

連珠毛はクシや指が髪を通りづらいため、とても絡みやすくブラッシングがやスタイリングがしにくいでしょう。

クシに髪の毛がひっかかって、抜けてしまうこともあります。

数珠がつながったような形をしている

●連珠毛は、ふくらんだ部分と細くなった部分が交互にあり、数珠玉を繋いだような形になっています。

この形が「連珠毛」という名前の由来になっているのですね。

肉眼では詳しい形までは見えませんが、手触りやくせの具合で分かるでしょう。

触ってみると、チリチリ・ボコボコしたような感触をしています。

膨らんでいる部分は強度がありますが、細い部分は極端に弱いため、切れ毛、抜け毛の大きな原因となります

硬い毛質になっている

髪の毛は外側からキューティクルコルテックスメデュラというタンパク質の3層構造になっています。

キューティクルは、髪の一番外側にあるうろこ状になっている部分です。

コルテックスは髪の85~95%を占める部分で、メデュラはとても柔らかい中心部分です。

この中で、髪の硬さを決めるのは、キューティクルとコルテックスです。

連珠毛は髪のタンパク質のバランスがくずれるため、硬くゴワついた毛質になってしまいます。

ゴワつきがあると、髪が広がってしまいまとまりにくくなります。

なぜ髪の毛が連珠毛になってしまうの?

原因を考えよう

実は、連珠毛になる明確な原因は、未だはっきりと分かっていません。

●髪の毛に異常が起きる原因は、先天的なものと後天的なものの2つが考えられます。

●多くは先天性だといわれており、遺伝による毛根の形や、毛髪内部のケラチンのバランスが均一でないことが原因です。

●後天性の場合は、極端なダイエットなどによる栄養バランスの乱れが考えられます。

●また、何気ない日頃のヘアケアに問題がある場合、外的刺激が切れ毛を招いている可能性もあるでしょう。

●ほかにも、考えられる原因はいくつかあります。

下記で連珠毛を招くと考えられる原因を、解説していきます。

遺伝

両親のどちらかがクセ毛である場合、子供もクセ毛になる確率は50%以上といわれています。

連珠毛の人は、両親や祖父母に似たような髪質の人がいるケースが多いのです。

そのため、遺伝は髪に大きな影響をもたらすと言えるでしょう。

ほとんどの場合は、10代までに症状が出ると言われています。

ですが、中には「妊娠や出産を機会に、連珠毛で悩まされるようになった」というケースもあるようです。

睡眠

睡眠は髪や体にとって大切な役目があります。

体はもちろん、脳も眠ることにより疲れを取り、ストレスを緩和させます。

そして、睡眠中には「成長ホルモン」が分泌されます。

成長ホルモンは、髪の毛や肌といった、身体の組織の成長に欠かせません。

頭皮や髪の毛に栄養素を与える「毛母細胞」に働きかけて、正常な毛髪の再生を促します。

睡眠不足によって、成長ホルモンがきちんと分泌されず減少してしまうと、肌や髪の修復が十分に行われません。

すると髪はダメージを負ったままになり、連珠毛が引き起こされる原因になってしまいます。

偏った食生活

偏食などにより、栄養のバランスがとれていないと、髪の毛の成長が阻害されてしまいます。

髪の毛は「ケラチン」というタンパク質でできています。

栄養バランスの偏りによって、タンパク質が不足すると、正常な形をした髪の毛が作られません。

また、油っこい食べ物をとりすぎると、体の中に中性脂肪が蓄積されます。

中性脂肪が増えると、頭皮から分泌される皮脂の量が増え、毛穴が詰まりやすくなります。

そのため、連珠毛などのトラブルを引き起こしやすくなります。

悪い頭皮環境

健康な頭皮は青白い色をしています。

頭皮が黄色や赤などに変色している場合は、何らかの頭皮トラブルが考えられます。

頭皮の健康状態が悪いと、連珠毛は徐々に増えていきます。

そもそも連珠毛の原因は髪の毛ではなく、髪の毛を成長させている頭皮や毛根部分にあるからです。

毛根部分には、髪の毛を成長させ、髪の毛が抜けた後にきちんと新しい髪の毛を生えさせるための細胞が集まっています。

頭皮環境が悪いと、この細胞の働きが妨げらるため、連珠毛を招いてしまうことがあります。

ストレス

過度のストレスが慢性的に続くと、心身に良くない影響があらわれます。

ストレスは体内の環境を悪化させるため、血行不良になり、頭皮の栄養不足を引き起こします。

ホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌が過剰になるなどの影響も出てきます。

このような影響で髪質が変わってしまい、クセ毛や連珠毛になってしまうことがあります。

「以前は直毛だったけど、いつの間にか連珠毛になってしまった!」

そんな場合は、ストレスによる自律神経の乱れを疑ったほうが良いかもしれません。

連珠毛からなるべく状態の良い髪の毛にするには?

毎日の積み重ね

連珠毛は、今のところ確実な治療方法が開発されていません。

しかし、少しでも改善させたい場合、まずは生活習慣を見直しましょう。

生活習慣を見直し、ていねいに対処をしていけば、症状の改善につながることが期待できます。

●連珠毛は扱いにくいため、症状に悩まされている場合は、食生活やヘアケア方法にも配慮しましょう。

以下に、連珠毛を改善させるための生活習慣をご紹介します。

質の高い睡眠を十分に取る

人間の体は寝ている間に「成長ホルモン」を分泌します。

成長ホルモンというと、成長期の子どもに必要なイメージですが、大人にとっても大切です。

成長ホルモンは睡眠中に、体のさまざまな組織の修復・再生・代謝を行っています。

そのひとつが髪の修復です

とくに午後10時~午前2時は、もっとも成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯です。

この時間帯にしっかりと睡眠をとると、毛根の細胞が活発に働き、連珠毛の改善の効果が期待できますよ。

髪へ栄養を与える食材を摂る

連珠毛の改善には、栄養価の高い食材を摂り、髪の毛に十分な栄養を送ることが大切です。

ビタミンやたんぱく質など、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

バランスよくいろいろな食品をとることがもちろん大切ですが、特に髪の毛に良いと言われている食材があります。

毎日の食事で連珠毛が改善出来たらうれしいですよね。

以下に具体的な食材をご紹介しますので、積極的に食事へとり入れてみましょう。

海藻類

昔から、昆布やワカメなどの海藻を食べると、髪に良いという話をよく聞きますね。

海藻には、髪の毛の健康を保つために必要なミネラルが、豊富に含まれています。

中でも、亜鉛カルシウム鉄分マグネシウムはとくに髪の毛に重要な成分です。

亜鉛は、髪の毛の主成分であるアミノ酸の合成をたすける働きがあります。

連珠毛を改善させるためには、積極的に摂取すべき栄養素の代表といえるでしょう。

ナッツ類

ナッツ類には「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」といった栄養素がふくまれています。

タンパク質は髪の主成分となり、ミネラルは髪の合成を助け、頭皮の状態を整えます。

また、ビタミンは皮膚の代謝や髪の生成をサポートしてくれますよ。

ただし、ビタミンCはほとんど含まれていないので、他の食材で摂取するとより効果が高まるでしょう。

さらに、不飽和脂肪酸である「オレイン酸」が頭皮にうるおいを与えてくれます。

キューティクルが傷んで起こるクセ毛や、枝毛・切れ毛の改善に効果が期待できます。

大豆類

大豆類には植物性の「タンパク質」「イソフラボン」「アルギニン」が多くふくまれています。

アルギニンはアミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促進する作用や、血行を促進する効果があるといわれています。

また、アルギニンは身体全体の免疫力を向上させるといわれています。

免疫力が高まれば細胞が強くなり、健康な髪の毛を作りやすくなるので、髪を伸ばすために大事な栄養素となっています。

連珠毛を招かないためにも豆腐・豆乳・納豆などの大豆製品を食べるようにしましょう。

頭皮環境を改善する

●連珠毛は先天性のものが多く、根本から改善することは難しいとされています。

しかし、頭皮環境を改善させればこれ以上連珠毛を悪化させないようにすることはできます。

また、パーマやブローで、一時的にうねりを目立たなくすることもできますが、髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまうのでおススメできません。

●頭皮環境を整えるシャンプーや、補修効果の強いトリートメントで、まずは健やかな頭皮環境を目指しましょう。

髪に優しいシャンプーを使用する

くせ毛や連珠毛など、非常に傷みやすい髪質の方は、洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーを使用するとよいでしょう。

アミノ酸は、髪の毛や頭皮を構成しているタンパク質を分解してできる物質であるため、髪の毛や頭皮を優しく洗うことができます。

オススメは、美容師と毛髪診断士が共同開発したチャップアップシャンプー。

石油系洗浄剤をいっさい使っておらず、5種類の高級アミノ酸系・植物系洗浄成分のみで作られているのです!

セージやローズマリー、カミツレなど10種類のオーガニックエキスが独自配合されており、健康な頭皮環境へと導いてくれるでしょう。

ノンシリコンシャンプーでありながら、きしみにくく指通りの良い使用感が特徴です。

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トリートメントをする

連珠毛をはじめとする、髪ダメージには、トリートメントが有効とされています。

トリートメントとコンディショナーは、同じ物だと思っている方も多いかもしれませんが、別の効果を持っています。

コンディショナーは、髪の毛の表面を滑らかにするもの。

●一方、トリートメントは髪の内部まで浸透し、補修する性質を持っています。

上記で紹介したような髪に優しいシャンプーと合わせて、トリートメントでヘアケアするようにしましょう。

また、定期的に美容院へ通ってトリートメントをしてもらうと、より連珠毛を抑えられるかもしれません。

良く乾かす

髪の毛をドライヤーでしっかり乾かすことは、くせ毛対策の基本です。

●まずタオルドライでしっかりと水気を吸い取り、全体をかるく乾かします。

●髪が長い人は、髪の毛をいくつかにブロッキングし、一部分ずつていねいに乾かしましょう。

●1か所に熱をあてつづけると、髪の毛が痛むので、15cm~20cm以上はなして乾かすようにしてくださいね。

●最後にドライヤーの冷風をあてると、開いていたキューティクルが閉じるため、ダメージを抑える効果が期待できます。

●これをするだけで、翌朝のスタイリングも楽になるかもしれません。

ストレスを溜め過ぎない

自分の限度を超えたストレスは、心だけでなく、体にも悪影響を及ぼします。

それが髪の毛に出てしまい、髪質まで変わってしまう人もいます。

精神的なストレスを慢性的に受けると、全身の血液のめぐりが悪くなります。

すると頭皮が固くなり、十分な栄養が行き届いていない状態で髪の毛が生えてきます

そのため、すぐ切れてしまう細い髪の毛や硬くごわついた髪の毛が生える原因となります。

リラックスできる時間を作ったり、お出かけしたりして、ストレスをこまめに発散するようにしてくださいね。

むやみにブラッシングをしない

連珠毛はとにかく傷みやすい状態になっているため、むやみなブラッシングは控えましょう。

髪の毛をブラッシングすると、摩擦で静電気が発生します。

静電気が髪の毛に帯電すると、熱とダメージが髪の表面に蓄積され、キューティクルを剥がしてしまうこともあります。

ブラシの素材にも気を使ってみましょう。

●プラスチックやポリエステル製のブラシは、帯電して静電気を発生しやすくします。

木製や獣毛製のブラシは、静電気が起こりにくくおススメですよ。

ヘアカラーを控える

ヘアカラーを繰り返すとダメージが蓄積されるため、髪質が悪くなります。

最近では傷みにくいヘアカラーも出ていますが、まったくダメージを受けないということはありません。

一度傷んだ髪の毛が、元の状態に戻ることはありません。

トリートメントによって手触りが良くなるのは、元の健康な髪の毛に戻っているのではありません。

人工的に髪の毛のなかの隙間を埋めて、コーティングしているからです。

連珠毛になる人は、髪の毛がもともと傷つきやすい髪質とも言えるでしょう。

そのため、ヘアカラーは控えてこれ以上ダメージを受けるのを防ぐようにしましょう。

まとめ

少しずつ改善しよう!

連珠毛についてはまだ解明されていないことも多く、付き合い方がむずかしいものです。

●しかし、実はストレスや頭皮環境の悪化で、一時的にくせ毛になっている人も少なくありません。

●自分の髪質とくせ毛の種類や原因を知り、まずは健やかな頭皮環境にすることを目指しましょう。

毎日の食生活に気を配ったり、睡眠を十分にとったり、頭皮にやさしいシャンプーを選ぶなどしてみましょう。

ちょっとした日常生活から見直してみると、少しずつ髪質も改善できるかもしれません。

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