プロペシアをやめるとリバウンドするの?
AGA専門の治療薬のプロぺシア。
プロペシアを使用することで、発毛効果を実感できた方はたくさんいらっしゃることと思います。
しかし、インターネット上には、使用を中止するとリバウンドしてしまうなどの口コミが散見できます。
継続して使用するのは必須ですが、様々な理由でプロペシアを止めなかればならないタイミングがあるかもわかりません。
その場合、せっかく生えてきた髪の毛が、リバウンドをして元の薄毛に戻ってしまうのか心配になりますよね。
果たして、プロペシアを止めることでリバウンドはしてしまうのでしょうか?
そもそもリバウンドって?
リバウンドとは英語で「跳ね返る」の意味を持つ言葉です。
もともとこの言葉、ダイエット用語として一般に知られており、痩せた反動で今までの体重、または今まで以上の体重に逆戻りすることを指します。
これをプロペシアに当てはめると、効果で髪の毛が生えたものの、服用を止めたことで、元の状態かそれ以上に薄毛が進行してしまった状態を意味します。
そんなことは実際にあるのでしょうか?
引き続き、説明していきたいと思います。
【結論】やめたらリバウンドする?しない?
ここで結論から申し上げましょう。
いくら発毛効果を感じられていても。プロペシアの使用を中止するとリバウンドをしてしまうといえます。
なぜかといえば、薬を服用していないと効果が現れないからにほかなりません。
薬を中止してしまえば、薄毛が進行してしまうのは当然のこと、現状維持も難しいでしょう。
そこで、実際にリバウンドを経験した方の口コミをご紹介したいと思います。
プロペシアは、使用をやめた際のリバウンドが激しいという噂がありましたが、 実際に使用をやめて1ヶ月後くらいから、毎日お風呂で200本以上3ヶ月間抜け続けました。
購入される際は、使用を続けることをお勧めします。
服用をやめるとリバウンドが激しいというのを聞いていましたが、これホントです。服用を中止して1ヶ月くらい経つと、抜け毛がホントに多くなりました。
プロペシアに関しては、ずっと服用することをオススメします。少しでも副作用があれば、継続は難しいでしょうけど。
こちら2件の口コミを見てみると、服用を止めてから1ヶ月ほど経つとリバウンドの効果が現れてくるようです。
効果が現れているのであれば続けてみる方が良いものと思われますが、なぜプロペシアの服用を止めてしまったのでしょうか。
どうしてプロペシアをやめる人がいるの?
効果が現れているのであれば服用をやめる必要はないと思いますが、上記の口コミの方はなぜやめてしまったのでしょうか。
発毛剤であるプロペシアは育毛剤とは違って、医薬品に分類されます。
大きな効果が期待できる反面、いくつかの懸念点があることも知っておかなければなりません。
以下では 口コミを参考にしながら、服用を止めてしまう方のタイプ別にしてみました。
効果が現れなかったから
プロペシアをやめる理由として最も多いのは、効果が現れなかったからではないでしょうか。
大きな効果が期待できる治療薬ですが、どんな薬でも使用者全員が100%の効果を実感できるものはありません。
残念ながらこちらも例外ではなく、全く効かない方も存在しています。
以下に口コミを引用してみるので、確認してみましょう。
これは、プロペシアを服用してから230日目(2014年1月17日現在)の頭髪画像です。
比較対象として、プロペシア使用開始直後の頭髪状態(2013年6月2日)の画像を下記に載せてみましたが、いかがでしょう。
前日の16日にうっかり散髪してしまったこと、また、私の撮り方や光加減、ヘアスタイルなどの違いも影響しているせいか、個人的には、この画像を見る限りでは、8ヵ月経った今もそれほど大きな変化はないように感じられます。
がしかし、頭頂部周辺の毛髪状態を毎日欠かさず鏡でチェックしている本人の意見を述べさせてもらうと、残念ながら、なんとなく前よりも若干、地肌が透けて見える範囲が広がったような気がする・・・というのが正直な印象です。
出典 : 髪ゲバ~30代の営業マンが薄毛を克服する体験レビュ~プロペシアをやめた理由~効果や口コミ・私の評価から徹底検証~
こちらの方は残念ながらプロペシアが体質に合っていないのかもしれませんね。
ただ、プロペシアの効果を感じられないのは、体質だけとは限りません。
前述した通り、プロペシアはAGA(男性型脱毛症)専門の治療薬です。
したがって、AGA以外の脱毛症の場合、その効果を感じられることはないといえるのです。
AGA以外の脱毛症にはどのようなものがあるのか、以下で説明していきたいと思います。
円形脱毛症・脂漏性脱毛症
円形脱毛症は、プロペシアの有効成分であるフィナステリドでは改善することができない疾患の一つです。
というのも円形脱毛症の原因の多くは自己免疫疾患よるものだと考えられています。
自己免疫疾患以外にも急激なストレスやホルモンバランスの乱れによっても起こりうる症状ですが、円形脱毛症と男性型脱毛症の違いは明確です。
円形脱毛症は頭皮の一部分の髪の毛が抜け落ちてしまうのに対し、男性型脱毛症は頭頂部やおでこの生え際の後退が特徴です。
脂漏性脱毛症は、頭皮に必要以上の皮脂が分泌されてしまいそれが原因となって抜けてしまう症状です。
これも皮脂が分泌されてしまうことが原因のため男性型脱毛症とは関係がありません。
ちなみにこの脂漏性脱毛症は、皮脂によって毛穴がつまってしまい抜け落ちてしまうと思われがちです。
しかし本来は、皮脂が皮膚常在菌のエサとなり増殖したことによる炎症が原因とされています。
まだ使用して半年経っていない
プロペシアの有効成分であるフィナステリドは、DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する働きを持っています。
このDHTは、髪の毛が通常2~5年の成長期を経て抜け落ちるヘアサイクルを強制的に脱毛期に突入させてしまうホルモンです。
このDHTの生成を抑制するためテストステロンと呼ばれるホルモンと5-αリダクターゼと呼ばれる酵素の結合を阻害します。
そうすることで、強制的に抜け落ちる髪の毛を減らし元のヘアサイクルに戻そうとするのですが、ヘアサイクルを正常に戻すためには時間がかかります。
中には数ヶ月で改善する方もいますが、添付文書によれば最低でも6か月以上の使用を継続しなければなりません。
最低でも6か月は使用して、効果が感じられるのか見極めることが必要です。
副作用がでたから
プロペシアは医薬品です。
大きな効果が期待できる一方で、副作用のリスクも伴っているのです。
果たしてプロペシアには、どのような副作用が存在しているのでしょうか?
報告されている主なフィンペシア(プロペシア)の副作用として、性欲減退、勃起不全(インポテンツ又はED)、精子減少などです。実際にはそのような副作用を発症するのはまれと言われてますが、実は私自身は先ほど挙げた症状の中で、精子減少の副作用を自覚しました。
性欲と勃起力には変化はありませんが、ある時から自分の精子がやけに薄く透明で、ダマになっているような感じが続きました。
このようにプロペシアは男性機能障害の副作用があります。
フィナステリドは男性ホルモンの働きを抑制するので、性欲に関する働きも低下させてしまうことがあるのです。
その他にも未成年や女性に対しての使用を禁止しており、特に男児を妊娠している女性には重大な副作用があることを指摘しています。
また、プロペシアは5-αリダクターゼと結合しテストステロンとの結合阻害を果たします。
そのためテストステロンだけが体内に増えてしまう現象が起き、女性ホルモンであるエストロゲンも多く分泌されてしまいます
やがて男性ホルモンよりも女性ホルモンの量が体内で多くなってしまうと乳房が女性化してしまう副作用が現れてしまいます。
あるいは乳房にしこりができる場合や、痛みを伴ってしまう場合もあります。
こういった副作用からプロペシアの服用を止める方も中にはいらっしゃることを認識しておきましょう。
経済面的に継続が厳しかったから
クリニック処方での費用
プロペシアをはじめとするAGA治療薬は、残念ながら保険適用外のため全額自己負担になってしまいます。
クリニックで処方される際の費用として、診察料と薬代を含めて大体8,000~13,000円ほどかかってしまいます。
そうなると年間で単純計算160,000円以上はかかってしまうことになりますよね。
はじめてプロペシアを服用し、効果の実感に至るまで決して安くはない費用となってしまうのが現状です。
そのため経済的に続けるのが難しくなり、断念してしまうケースもあります。
個人輸入の場合での費用
かたや個人輸入でプロペシアを購入すると、診察料がかからないため比較的安価で服用を続けることが可能です。
料金でいうと、4,300円ほどでプロペシアを購入することができます。
1年間で計算すると51,600円となり、クリニックで処方してもらうよりも実に3倍ほど安く済んでしまいます。
クリニックにしろ個人輸入にしろ値段のバラつきはありますが、これだけの差があるとやはり個人輸入で購入する方が経済的には続けやすくなっています。
しかし、個人輸入の場合はニセモノであったり、副作用のリスクが高くなるので注意が必要になります。
プロペシアをやめた後の薄毛の対処法!
このように、やむを得ずプロペシアでの治療を中止しなければいけない場合があります。
しかし、薄毛の治療自体は中止したくないですよね。
そこで、ほかにできる薄毛治療についてご紹介したいと思います。
育毛剤の使用
現在販売されている育毛剤には、無香料・無添加のものたくさんあり、敏感肌にも優しい育毛剤が多くなってきています。
その中でも今注目を集めているのが2019年にリニューアルされたばかりのイクオスEXプラスです。
この育毛剤はリニューアルによって、配合成分数が124種と育毛剤業界の中でもトップとなりました。
(※ 日本マーケティング・リサーチ機構調べ 調査概要:2019年7月1日〜2019年8月2日_実績調査)
この豊富な成分の中には、プロペシアと同じくDHTの生成を抑制する効果が期待されているヒオウギ抽出液・オウゴンエキス・ビワ葉エキスなどがされています。
このように、イクオスEXプラスにはAGAに対処することが期待できますよ。
またそれだけでなく、頭皮環境を整える効果が期待されている成分も豊富に配合しています。
このように、イクオスEXプラスはAGAによる抜け毛の防止と育毛効果、どちらにも期待できる育毛剤となっているんですね。
イクオスEXプラスの価格は以下の通りです。
コース | 価格 |
単品購入 | 9,480円(税抜) |
毎月お届けコース | 初回5,980円(税抜) 2回目以降6,480円(税抜) |
毎月お届けコースなら、育毛剤の中でも比較的低いコストで手に入れることができますよ。
気になる方は、ぜひ公式サイトで詳細を確認してくださいね。
自毛植毛
プロペシア以外でも薄毛を改善する方法はたくさん存在し、その一つに自分の髪の毛を移植する自毛植毛があります。
自毛植毛を行えばなんと定着率95%という高い数字が信頼の結果を残しています。
手術方法はとしては、AGAの影響を受けにくい側頭部や後頭部の頭皮を切り取り、AGAの影響を受けやすいおでこの生え際や頭頂部に移植するのです。
そうすると髪の毛の生えているバランスが落ち着き、薄毛が目立たなくなるのです。
自分の髪の毛を移植しているので違和感なく生やすことができ、メンテナンスも不要で普段の生活をしていても問題がないというメリットがあります。
一方で、髪の毛の総本数は残念ながら変わらないため、生活の乱れからくる薄毛の場合は、その原因を見直し改善しなければなりません。
髪の毛の生えるバランスが整っているので、一見薄毛が改善したかのように見えますが、そこは注意しなければいけません。
まとめ
プロペシアを服用するにしても、人それぞれ向き不向きがある以上副作用が出やすい人が存在するのもは避けられません。
しかし、効果がすぐに出る万能薬の様なAGA治療薬は今現在はありません。
薄毛治療をこれからも長期的に行っていかなければならないことを考えると、自分にあった薄毛治療方法で改善していくのが一番でしょう。
長く継続できる自分なりの薄毛治療法を行っていきましょう。