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キャピキシル配合のシャンプーが知りたい!
次世代の育毛剤として、2~3年前に海外で話題沸騰した育毛成分があります。
その成分の名前は、キャピキシル。
あのミノキシジルよりも、3倍も発毛効果が高いと評判になりました。
しかし、日本では厚生労働省の認可がおりなかったため、日本国内の認知度は、あまり高くはありません。
キャピキシルの名前自体、ここではじめて聞いた人もいるかもしれませんね。
日本よりも欧米での人気が高いキャピキシルですが、海の向こうだけの特権にしてしまってはもったいない!
キャピキシルを配合した育毛剤や育毛シャンプーは、日本国内でも購入できるんです!
そこで今回は、キャピキシル配合シャンプーについて、あますところなくご紹介します!
キャピキシル配合シャンプーの効果とは?
先に、キャピキシルとは何かについてご説明しましょう。
キャピキシルは、カナダの医薬品・化粧品メーカーである、ルーカスマイヤー・コスメティクス社が2011年に開発した育毛成分です。
人為的に作られた4種のアミノ酸の集合体アセチルテトラペプチド-3と、植物エキスに含まれるビオカニンAを掛け合わせて作られています。
アセチルテトラペプチド-3の細胞修復能力と、ビオカニンAの女性ホルモン活性化作用。
このふたつが一体となって、頭皮の発毛を促進するのです。
毎日使うシャンプーにキャピキシルが配合されているならば、日常的なヘアケアで育毛が促進できることになりますね!
キャピキシル配合のシャンプー5選!
それではいよいよ、日本国内で購入できるキャピキシル配合シャンプーについてご紹介していきましょう。
ここにご紹介するシャンプーは、キャピキシル以外にもそれぞれ独自の有効成分が配合されています。
キャピキシルと相乗して、どんな育毛効果が発揮されるのでしょうか?
フィンジア シャンプー
フィンジアシャンプーは、製薬会社との共同開発から生まれたシャンプーです。
ここでご紹介する5種のキャピキシル配合シャンプーの中でも、ファンジアシャンプーはキャピキシル含有量がダントツ!
そしてフィンジアシャンプーで、キャピキシル以外に強力な有効成分として配合されているのがピディオキシジルです。
ピディオキシジルはあのミノキシジルと非常に分子構造が似ているため「ミノキシジル誘導体」とも呼ばれています。
ミノキシジルには発毛効果があることで有名ですが、使用に際しての副作用が問題視されていました。
ピディオキシジルは、ほぼミノキシジルと同じ分子構造でありながら、副作用のリスクが低いと言われています。
副作用のリスクが低く、かつ育毛に期待できるのがフィンジアシャンプーのメリットですよ。
スカルプD ディグニティ プレミアムシャンプー
スカルプDディグニティプレミアムシャンプーは、アンファーが発売している女性向けシャンプーです。
加齢によって生じる頭皮の変化に対応する頭皮エイジングケアとして開発されました。
このシャンプーに配合されているキャピキシル以外の有効成分は「ソイセラム」です。
ソイセラムとは、女性ホルモンの一種イソフラボンの含有率が高い成分です。
加齢に伴い、女性の身体からは女性ホルモンが失われていきます。
女性ホルモンエストロゲンの減少で、髪の成長にも影響が生じます。
だから更年期の女性は、女性ホルモンをキープする積極的な対策が必要です。
スカルプDディグニティプレミアムシャンプーに配合されている有効成分が、その対策に役立ちます。
女性らしい、美しい髪の毛を保つエイジングケアシャンプーです。
haruシャンプー
haruシャンプーも、上記のスカルプDディグニティプレミアムシャンプーと同じく女性向けの育毛シャンプーです。
商品コンセプトは「見た目マイナス5歳の黒髪」
頭皮のアンチエイジングケアのため、キャピキシル以外にも合計22種の天然エイジングケア成分が配合されています。
22種類のエイジングケア成分の中に、日本人女性ならではの必要成分が配合されているのも特徴的です。
その成分がヘマチンです。ヘマチンには、チロシナーゼという酵素の働きを活発にしてくれる効果があります。
チロシナーゼは美しい黒髪を作る、黒色のメラニン色素を作るための酵素です。
だから日本人女性の黒髪には、haruシャンプーが有効に作用するんですね。
もうひとつのharuシャンプーのメリットは、リンス・コンディショナーが不要なこと。
ノンシリコンなのに、シャンプーだけでサラサラな仕上がりになるのは不思議!
時短にもなるので、忙しい現代女性は一度試してみてください。
ヴォーゾ(VOXO)
ヴォーゾ(VOXO)は、AGA対策を意識して作られたスカルプケアシャンプーです。
製品化までには3年にもわたる研究開発がされたそうですよ!
研究開発の過程で集めたAGA症例数も、なんと3万例。
膨大な治療データを元に、日本国内のAGA専門医との合同研究の末、ヴォーゾ(VOXO)が作り出されました。
ですからヴォーゾ(VOXO)には、キャピキシル以外にも天然の育毛成分が豊富に入っています。
特に配合量が突出している成分はありませんが、それだけバランスを重視しているということでしょうね。
ヴォーゾ(VOXO)のコンセプトは「イキイキとした頭皮環境を求めるあなたに!」
AGAによる薄毛が気になる人には、チェックしておいていただきたいシャンプーです。
リジンゴールド プレミアムシャンプー PRO
リジンゴールドプレミアムシャンプーPROは、必須アミノ酸のL-リジンとキャピキシルを組み合わせた男性向けシャンプーです。
男性向けの商品ではありますが、シトラスの香りは女性でも好む人が多そうですね。
商品名にもあるとおり、このシャンプーは必須アミノ酸の「L-リジン」を主に配合した商品です。
L-リジンにはタンパク質を合成する働きがあり、毛髪の成長には欠かせない成分です。
しかし、残念ながら人間の身体はリジンを自己生成することができません。
L-リジンを含む食品やサプリで補給する必要があります。
このL-リジンを主軸に置いて開発されたのが、株式会社SAIOのリジンシリーズ。
そして、L-リジンにキャピキシルをプラスしたのが、リジンゴールドプレミアムシャンプーPROです。
L-リジンとキャピキシルで、最高のマッチングですね!
キャピキシル配合シャンプーの注意点
育毛効果が非常に高いと言われているキャピキシル配合シャンプーですが、使用にあたっては注意しておきたい点もいくつか存在します。
ここからは、キャピキシル配合シャンプーを使う前に考えておきたい、注意点やデメリットについても見ていきましょう。
価格について
私が個人的に感じる、キャピキシル配合シャンプーの一番のデメリット。
それが、価格です。
なにせ、高い!ドラッグストアで売っているシャンプーに比べると、上記の5つのシャンプーは正直、高額です。
一番高いのがフィンジアで12,800円、安いharuシャンプーでも3,800円かかります。
(キャンペーンや割引は除外)
毎日使うシャンプーとしては、ランニングコストがかかるのは否めませんね。
キャピキシルの効果を実感するためには、最低数ヶ月間は継続する必要があります。
どのシャンプーを買うか決める際は、継続できる価格かどうかも考えましょう。
育毛効果について
キャピキシルには、ミノキシジルの3倍の効果があると言われています。
ですが、このページで最初にお伝えしたとおり、キャピキシルは医薬品としては認められていません。
それはキャピキシルに、まだ医学的な根拠がないことが理由です。
これからの研究によって、有用性が医療界に認められる可能性はありますが、少なくとも現在は、有用性は未知の状態です。
キャピキシル配合シャンプーを使用するにあたっては、あらかじめ「育毛効果が未知」であることは心に留めておきましょう。
使い方について
どんなに良いシャンプーを使っていても、正しい使い方でなければ効果は半減します。
せっかくのキャピキシルを、活用できなければもったいないですよね!
キャピキシルの効果を最大限活用する、洗髪時のポイントを確認しておきましょう。
丁寧に予洗いをする
シャンプーをつけるまえに予洗いをすると、それだけで髪の汚れの80%は落とすことができます。
また、お湯であたためることにより、毛穴が開いて汚れが落ちやすくもなります。
さらには、髪にしっかり水分を含ませることで、摩擦でキューティクルが痛むのを防いでもくれます。
これだけの効果を考えれば、予洗いをするとしないでは大違いなことがわかりますね!
シャンプーの前にはザッとお湯をかけるだけじゃなく、時間をかけてしっかり予洗いしましょうね。
しっかり泡立ててシャンプーする
シャンプーを頭皮につけるときに、原液のままつけている人がいます。
これはもったいない!
この「もったいない」は、ふたつの意味があります。
髪にベストでないとの意味の「もったいない」プラス経済的な意味での「もったいない」
シャンプーを手のひらで泡立ててから使うことにより、髪の摩擦を防ぐことができます。
これがシャンプーを泡立てないと、髪のためにはもったいないという理由ですね。
そして、経済的な意味でのもったいないとは…シャンプーを原液のまま使うと、シャンプーが減るのが早くなってしまいません?
原液を直接使うことで、どうしてもシャンプーの使用量が増えてしまうんですよね。
ポンプタイプのシャンプーなら通常1プッシュですむところが、3、4プッシュ…。
もったいながって使用を惜しむのでは意味がありませんが、髪にベストなうえにローコストなら、泡立てた方がお得ですよね?
少し長めにすすぐ
先ほどの予洗いと同様、シャンプー後のすすぎも、やるとやらないでは大違いです。
もちろんシャンプーをした後は、誰だって泡を落すために「すすぎ」はしています。
でも、きちんとすすぐには、泡が落ちたら終わりじゃないんです。
泡が目に見えなくなっても、シャンプーの成分はまだ髪や頭皮に残留しています。
目に見えない残留物を、しっかりお湯で洗い流してあげましょう。
すすぎ残してしまうと、残ったシャンプーが毛穴に詰まって、頭皮環境が悪化する原因になります。
少し長めを意識して、充分にすすぐようにしましょう。
後頭部や利き手と反対側は、特にシャンプーが残りやすい箇所です。鏡を見ながらよく確認して、しっか洗い流してくださいね。
ドライヤーでしっかり乾かす
バスタイムの後に髪が濡れたままでいると、頭皮に雑菌が繁殖してしまいます。
匂いやかゆみだけでなく、頭皮の炎症の原因にも。
そして、抜け毛・薄毛・ハゲの原因にもなってしまうんです!
せっかくのキャピキシル配合シャンプーで育毛対策をしようというのに、その効果を台無しにするようなことでは元も子もないですよ。
お風呂上りには、髪と頭皮をドライヤーでしっかり乾かしましょう。
キャピキシル配合はシャンプーだけじゃない!?
最初の方でもちらりとお伝えしましたが、キャピキシルが含まれている製品は、シャンプーだけではありません。
もちろん、育毛剤にもキャピキシルが配合されている商品があります。
キャピキシルが配合されたシャンプーと育毛剤を併用して使えば、さらにキャピキシルの効果がアップしそうですね!
では、キャピキシル配合の育毛剤にはどのようなものがあるかを見てみましょう。
フィンジア
フィンジアは、さきほどご紹介したフィンジアシャンプーと同じシリーズの育毛剤です。
フィンジアシリーズの育毛剤とシャンプーをセットで使えば、さらに育毛効果がアップしそうですね!
フィンジアシャンプーと同様、育毛剤にもキャピキシルとピディオキシジルがダブル配合されています。
ですが、フィンジア育毛剤は、それだけではありません。
単にふたつの成分を組み合わせただけでは意味がないと、開発元の株式会社ユーピーエスは考えました。
そこで生み出された技術が、SPEテクノロジーです。
独自のゲートアクセス理論によって、頭皮を柔軟にするためのテクノロジーを搭載しています。
柔らかくなった頭皮に、キャピキシルが有効に働きそうですね。
Deeper3D
Deeper3Dは、株式会社アルファウェイが提供する育毛剤です。
この育毛剤は、濃い!キャピキシルはもちろん、他の有効成分に関しても、配合量が非常に多いです。
だから、非常に濃密。
惜しげもなく育毛成分が入っているだけに、製造コストもかかっているでしょう。そのため正直、価格もお高めです。
Deeper3Dの定価は14,850円。会員価格やセット割引はありますが、それでも高額だと感じる人は多いと思います。
ただ「モンゴ流史上最高の製品」と言われるDeeper3Dなので、価格の高さも納得できる成分であることも事実です。
真剣に薄毛対策を考えるならば、お財布と相談しながら検討するのも良いかと思います。
ザスカルプ5.0c
ザスカルプ5.0cは、キャピキシル開発元ルーカスマイヤー・コスメティクス社のお墨付きとも言える育毛剤です。
ルーカスマイヤー・コスメティクス社の認証マークが2つも付いている育毛剤は、ザスカルプ5.0cが唯一です。
(2017年時点の自社調査による)
認証マークのひとつは、キャピキシル使用を正式に認められた、正規商品の証です。
もうひとつの認証マークは、キャピキシルを5%以上含有した商品にだけ認められる、推奨配合認証マークです。
3年連続でモンドセレクション金賞も受賞しているので、ザスカルプ5.0cの対外的な評価は、いくらでも挙げられそうですね。
まとめ
今回は、育毛成分キャピキシルの知られざる魅力と、キャピキシル配合のシャンプーや育毛剤についてご紹介しました。
日本での知名度はミノキシジルに押されていますが、海外ではミノキシジルよりも評判が高いこともあるキャピキシル。
今日はじめてキャピキシルの存在を知った人が、次世代の育毛成分にめぐりあえ、毛髪環境が向上すれば幸いです!
新しい頭皮ケアで、新しい生活をスタートさせてくださいね!