髪の毛がパサついてスタイルが決まらない。そんな風に悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。では髪の毛がパサついてしまう原因とはなんでしょうか。その原因や潤いを取り戻す方法、おすすめのシャンプーなどをご紹介していきます。
目次
髪の毛に潤いを与える方法について解説します!
髪の毛の潤いはおしゃれに不可欠です。
髪に潤いやつやがないと、若々しさが損なわれ一気に老け込んでしまいます。
とはいえ、忙しい現代人は髪の毛にかける時間をとるのも難しいですよね。
若々しく、美しくいたい!
でも時間はかけられない!
そんな方にお勧めしたい髪の毛の潤いを取り戻す方法について解説します。
そもそも髪の毛の潤いが不足するのはなぜ?
髪の毛の潤いを取り戻す方法の前に、まずは髪の毛の潤いが不足する原因を考えてみましょう。
髪の毛の潤いに重要な役割をするのがキューティクルという毛髪の表面を覆う層です。
キューティクルは外部の刺激から、髪内部のタンパク質や水分が失われるのを防ぐ働きをしてくれます。
その結果、つやと潤いのある美しい髪を維持できるのです。
しかしキューティクルが剥がれたり傷ついてしまうと層の隙間が出来てしまい、その隙間から水分や栄養素が抜け出てしまい髪の毛の乾燥の原因となってしまいます。
キューティクルが損傷してしまう原因は普段の生活に隠れています。
外気の乾燥や、シャンプーやヘアドライの方法などです。
では髪の潤いを保つためには、どのようなシャンプーやヘアドライをすれば良いのでしょうか。
髪の毛に潤いを与える方法【シャンプー・トリートメント・ドライヤー】
いくらヘアケアをしっかり行っていても、使用するシャンプーが合わなかったり、ドライヤーの質が悪いと髪の毛の痛みは良くなりません。
ヘアケアの手順の前に、まずはオススメのヘアケア商品をご紹介します。
保湿成分があるシャンプーを使う
髪の毛がパサつく理由は乾燥が原因です。
乾燥を抑えるために保湿成分が入っているシャンプーを使用しましょう。
また、頭皮の乾燥も髪の毛にはよくありません。
髪の毛は頭皮の毛根から生えています。
頭皮が乾燥していると、そこから髪の毛へと運ばれる水分や栄養素も減ってしまいます。
髪の毛に運ばれる水分が減ってしまうと内部の水分量が足りず、パサついた元気のない細い髪の毛になってしまいます。
特にシャンプー後は髪の毛も頭皮も乾燥しやすくなるので、保湿成分が配合されているシャンプーを使用しましょう。
ルベル ナチュラルヘアソープ SW
「髪も、自然と、微笑んで」がコンセプトのLebel(ルベル)が開発したシャンプーです。
ナチュラルヘアソープの「SW」は「SEAWOOD」の略で、海藻という意味です。
その名の通り褐藻エキスという海草が含有されており、この成分が髪の毛の保湿をする役割をしてくれます。
ノンシリコンシャンプーですが泡立ちはもっちりとしており、指どおりの良い洗い上がりです。
褐藻エキスのほか、「コカミドプロピルベタイン」や「ココイルグルタミン酸TEA」が配合されていますが、これらはヤシが原料の成分です。
それ以外にも植物由来の成分が多く、髪の毛や頭皮に優しいシャンプーです。
haruシャンプー
「haru」から販売されている、「haru 黒髪スカルプ・プロ」はシャンプーで、キレイの土台をつくるというコンセプトで開発されました。
そのコンセプト通り、頭皮の環境を整えてくれます。
頭皮の汚れをしっかりと除去するのはもちろん、髪の毛のボリュームを増やす効果がある成分も配合されています。
ノンシリコンシャンプーなので、髪の毛や頭皮に優しく、うるおい成分により髪のダメージ補修をしながらコーティングするので髪のきしみを防ぎます。
なによりもこのシャンプーのすごいところは、天然由来100パーセントであること、シリコンや合成香料、合成防腐剤、合成保存料など10の素材が無添加であることです。
いそがしい女性の暮らしにそっと寄り添いたい、という思いから作られたシャンプーならではの頭皮や髪に優しいシャンプーになっています。
トリートメントでケアする
シャンプーで頭皮の汚れをしっかりおとした後は、トリートメントでしっかりと髪の毛のケアをしましょう。
女性はトリートメントを使用している方も多いと思います。
ではトリートメントの役割をご存知でしょうか。
トリートメントは髪内部にあるコルテックスという部分に栄養成分を届け、髪の毛のダメージを修復をする役割があります。
リンスは髪の外側を保護し、トリートメントは内部の修復をするのが違いです。
内部の修復ですので、リンスのようにすぐには実感できないかもしれませんが、トリートメントを続けることで健康的な潤いのある髪の毛へと徐々に変わっていきます。
トリートメントにも髪の毛や体質との相性がありますので、ご自分にあったトリートメントを探してみてくださいね。
ヘアレシピ ハニーアプリコットエンリッチモイスチャーレシピ
料理のように、良い素材を使い素材を生かすレシピをモットーにつくられたトリートメントです。
ヘアレシピ独自のトリプルブレンド処方で髪の水分量を調節し、心から潤った、つややかな髪へと導いてくれます。
ハチミツとアプリコット、それにバニラという女性受けの良い甘い香りもリラックスできるバスタイムを演出してくれます。
トリートメントはクリームのような手触りで、すすいだ後はツルツルとした髪の毛になります。
もちろんトリートメントだけではなくシャンプーもありますので、ライン使いもできます。
ほかにも「アーモンドオイル&バニラ」や「キウイ&イチジク」のシャンプーとトリートメントもあるので、自分好みのレシピを選ぶことができますよ。
リシリッチ
リシリッチ利尻ヘアクリームは洗い流さないトリートメントです。
ノンシリコンですがしっとり、さらさらした髪の毛にしてくれます。
髪の毛の痛みやボリュームの減り、ハリツヤのなさ、薄毛、うねりなど多角的にケアすることができます。
髪のエイジングケアを目指した成分配合がされています。
髪の毛が痛みがちなドライヤーの熱を利用して、髪の毛のダメージを補修してくれます。
また、保湿効果をもつ利尻昆布エキスを筆頭に贅沢な美容液成分がおしみなく配合されています。
3種のヒアルロンサンで潤いのある、パサつきごわつきを抑えた髪の毛にすることができます。
洗い流さないトリートメントなので入浴後だけではなく、外出前など日中でも使用することができます。
紫外線やホコリから髪を守り、柑橘系の爽やかな香りが続きます。
髪に良いドライヤーを使う
髪の毛に良いシャンプーやトリートメントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
匂いや成分からご自分に合うものを選んでみましょう。
とは言えいくらシャンプーやトリートメントが合っていても、ヘアドライで髪を傷めてしまうのでは意味がありません。
自然乾燥はもってのほかですが、ドライヤーにも気をつかいたいところですよね。
ではどのようなドライヤーであれば髪の潤いが守れるのでしょうか。
いくつかおすすめのドライヤーをご紹介します。
テスコム マイナスイオンヘアードライヤー
株式会社テスコムから販売されているマイナスイオンヘアードライヤーがおすすめです。
名前の通りマイナスイオンが出るのですが、ドライヤーの中心とほか3か所の合計4か所から発生し熱に負けないたっぷりのマイナスイオンを髪に届けることができます。
仕事で遅くなった時など、同居人やマンション住まいですとドライヤーの音が気になることってありますよね。
そんな時にもNightモードにすれば低騒音50dBなので、周りを気にせず髪を乾かすことができます。
それ以外の時にはTURBOモードを使用すれば大風量1.6m³/分であっという間に髪の毛が乾きます。
外気を取り込みながら風の流れを整え、マイナスイオンを効率よく髪の毛へ届けることが出来るので髪の毛の潤いを守ってくれます。
パナソニック ヘアドライヤー ナノケア EH-NA99-W
こちらのドライヤーはマイナスイオンの約1000倍以上の水分を含む微粒子イオン「ナノイー」と、ダブルの吹出口から出るミネラルマイナスイオンが髪に浸透し、潤いを与えてくれます。
マイナスイオンは髪の表面に付着しさらさらな髪の毛にしてくれます。
ナノイーはさらに髪の内部にも入り込むので、しっとりとまとまりのある髪の毛に導いてくれます。
また、毛先集中ケアモードがあり、まとまりづらく広がりやすい毛先をきれいにまとめてくれます。
また、ナノイーとダブルミネラルはキューティクルを密着、補修する効果があり摩擦ダメージや紫外線による髪の毛への影響をおさえてくれます。
髪の毛を乾かす時に温風だけだとパサつきの原因となってしまいます。
温風と冷風をうまく使うことでつやのある髪の毛にすることができます。
こちらのドライヤーでは「温冷リズムモード」がついているので簡単につやのある髪の毛にすることができます。
髪の潤いをキープする頭皮ケアの手順を紹介
ここまで髪の毛の潤いを守ってくれるヘアケアグッズをご紹介しました。
ここからは日常でできる頭皮ケアの手順についてご紹介します。
少し長めに予洗いする
予洗いをご存知でしょうか。
シャンプーをする前にしっかりと髪の毛をお湯で洗うことを予洗いと言います。
予洗いをすることで髪の毛や頭皮の汚れは7割近く落とすことが出来るそうです。
また、ここで汚れを落とすのと同時に髪の毛をしっかりと濡らしておくことでシャンプーをするときに泡立ちが良くなります。
予洗いの際にはあまり熱いお湯でやらないようにしましょう。
お湯が熱すぎると頭皮にも髪の毛にもよくありません。
少しぬるいかな、と思うくらいの温度で行うのがちょうど良いでしょう。
また予洗いの前にブラッシングをしておくのも効果的です。
ブラッシングをすることで日中髪の毛に付着したホコリや汚れを落とすことができます。
予洗いは少なくとも2分くらいは行いましょう。
2分と言うと長く感じるかもしれませんが、頭皮のマッサージをするように予洗いをすることで潤いのある髪の毛に近付けることができます。
しっかり泡立ててからシャンプーする
シャンプーをする時にはしっかりと泡立ててからにしましょう。
原液のままですと頭皮のトラブルに繋がってしまうことがあります。
シャンプーを泡立てる時は、まず手をきれいに洗いましょう。
汚れが残っているとシャンプーが上手く泡立ちません。
シャンプーの分量は肩くらいまでで1プッシュが目安です。
少ないと泡立ちづらくなりますし、多すぎるとすすぎ残しによる頭皮トラブルの原因になります。
シャンプーにお湯を少し足して手やネットでしっかりと泡立てましょう。
こうしてしっかりと泡立てることで、頭皮や髪の毛に優しくシャンプーすることができますよ。
また、シャンプーは2度洗いすると効果的です。
頭皮が痛くない程度にマッサージをして、汚れを落としながら血行促進もしましょう。
ドライヤーの前に軽くタオルドライする
入浴が終わったら髪の毛を乾かしますが、その前にしっかりとタオルドライをしましょう。
タオルドライをすることでドライヤーの時間を短縮することができ、髪の毛が痛むのを防ぐことができます。
タオルで拭くときにはごしごしと拭いたり、爪を立てたりしないように気を付けましょう。
あまりにも強く拭いてしまうと、摩擦で髪の毛や頭皮に傷がついてしまいます。
また、あまり長時間拭いてしまうのも頭皮や髪にダメージを与えてしまうので気を付けてください。
お風呂上りは髪の毛のキューティクルが開いているので、いつも以上にダメージを受けやすくなっています。
摩擦や過度の刺激はキューティクルを壊してしまう原因となり、結果パサついた髪の毛になってしまいますのでご注意ください。
ドライヤーでしっかり髪を乾かす
タオルドライで髪の毛の水分をしっかりと拭いたら、いよいよドライヤーをしていきましょう。
ドライヤーを長時間あててしまいますと髪の毛が痛む原因となります。
逆に言えばドライヤーの時間を短縮することで、髪の毛が痛むのを防ぐことができます。
それ以外にも髪の痛みを防ぐ方法がいくつかあります。
まずはドライヤーの距離です。
濡れた髪の毛は55度程度の温風でダメージを受けてしまいます。
しかし100w程度の一般的なドライヤーですと、100~140度の温風が出ます。
ですので、ドライヤーと髪の毛の距離は15~20cm離して温風が強くあたらないようにしましょう。
髪の毛の乾かす順番は髪の毛のトップ、中間、毛先と上から下に乾かして行きましょう。
髪の毛に潤いを与えるならシャンプーからドライヤーまで要チェック!
髪の毛の潤いを守るためにおすすめのヘアケアグッズから、ヘアケアの手順をご紹介しました。
シャンプーやトリートメントの見直し、ヘアドライヤーを交換するときの参考にしてください。
また、ヘアケアの手順は今日からでも出来るような簡単な方法です。
是非取り組んでみて、潤いのある髪の毛を取り戻しましょう。
髪の毛の潤いは洋服やアクセサリーと同じようにオシャレをする上で大切なものです。
いくら素敵に着飾っても髪の毛がパサパサですと一気に老けて見えてしまいます。
潤いのあるつやつやの髪の毛で、若々しさと美しさをゲットしましょう!